ゲームプランナーとは

まず初めに 

初めまして、ゲームプランナーのおりばーです。

記念すべき第一回目の記事は、ゲームプランナーのお仕事について簡単に説明していこうかと思います。

あくまでこれまで自分が働いた会社での実務経験なので、よそとちょこちょこ違う所はあるかもしれませんが許してやったらどーや。

 

目次

ゲーム開発においてのプランナーの役割

まず初めにプランナーの説明をする前にゲーム会社の仕組みを紹介します。

ゲームの開発には主に以下の職種がチームになってお仕事をします。

この三つの職種の方が連携して一つのゲームを完成させていきます。

(本当はプロマネとかサウンドリエーターとかもっといっぱいいるけど)

プランナー以外の職種の簡単な説明をしますと

プログラマ→プログラム書く人、

・アーティスト→絵描いたり、3Dのモデル造ったりエフェクト造ったりする人。

まあ名前を聞けばなんとなくわかるかと思いますが補足するとこんな感じですかね。

 

で、本題ですがプランナーって何者って話に戻ります。

私個人の意見としてはプランナーとは夢を語る人だと思っています。

具体的には企画書造って、概要書造って、開発中のゲームを面白くするにはどうすればいいのかひたすら考えて語り続けるのがプランナーのお仕事です。

(もちろんそれだけではないですがこの項目ではさらっとの説明にしておきます…)

 

企画書の作成

こっからは具体的な業務について触れていきたいと思います。

で早速プランナーの代表的な業務、企画書の作成について紹介します。

企画書とは、これからこんなゲーム造ります、このゲームの売りはこんな所で、これが面白くて、だから売れるんです!って書類です(めっちゃ雑な説明…)

プランナーにとって一番大切なお仕事で、これによって今後開発するゲームのコンセプト、一番核になる遊びが決定します。

まあ、あんまり新人にやらせてもらえるような仕事じゃないので馴染みはないんですけどね…(新人の内は案だしくらいはするけど企画書の作成まではしない事が多い)

 

概要書の作成

企画書、仕様書は何となく聞いたことがある方が多いと思いますが、概要書と聞くと

???になるって方結構いらっしゃるのではないでしょうか。

概要書とは仕様書を書く前の段階で、考えた遊びをどうやって作るか、ざっくり説明してあげるのが概要書です(プロジェクトや会社によってはこれでゲーム造り始めてしまう所も結構多いみたい)

私が勤めている会社は取引先にお仕事を貰うことが多いので、まずこの概要書を造って取引先にOKをもらってから本格的に仕様書を作成していきます(あとでこれなんか違うって言われて作り直すのが面倒なので)

仕様書の作成

上記で説明した企画書や概要書で語った夢の叶え方を事細かく記したのが仕様書です。

仕様書では、どんな手順でこんな処理をしますみたいなプログラムの知識やアーティストの知識も要求されるのでふんわりでも他の職種がしていることを理解していないと造るのが難しいです。

まあ上記でも書いた通り、概要書ですでに作ってしまう会社とかもあるらしいのでそこらへんはまちまちなのかなー

 

その他のあれこれ

さて、上記で紹介したのがプランナーの主なお仕事になりますが実はプランナーってこれだけがお仕事ってわけではありません。

もう一つの大切なお仕事それは…

語った夢をプログラマやアーティストに叶えてもらうということ。

これはプランナーで最も重要で難しいお仕事だと思ってます。

変な話、プランナーは夢は語るけどそれを現実にするのに他職種に対してお願いをしないといけないのです。

もちろんその時にやりたい事を正確に伝えるコミュニケーション能力が必要だし

普段から雰囲気作りをしておかないと嫌だ、作りたくないとか言われます

嫌いな人からこれ造って!って言われてもなかなか気が進みませんよね(仕事だろやれよとも思わなくもないのですが)

まあ誰にも否定されない文句なしのゲーム造ればいいのではと言われるかもしれないですが、やっぱりギスギスした中で作るよりも楽しい雰囲気で作ったほうがいいとは思います。

 

まとめ

ながながと説明してしまいましたが、要するに企画書造るにせよ仕様書造るにせよコミュニケーション能力は必須だなってのがまとめです。

どんなことをしたら喜んで貰えるのか、どうやったら伝わるのかをひたすら考えて、そして実践する、それがプランナーのお仕事だと私は思っています。